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黄色のテーマ背景
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小原流 カリキュラム

小原流では、全国統一の技術が習得できる単位制を用いてお稽古を進めていきます。単位を取得していけば、そのコースの資格終了証(お免状)が受けられます。各支部で行われている研究会に参加し、さらに技術を磨くことも可能です。准教授になれば教授資格を取得することができます。日常のテーブルに飾るアレンジメント風のものから、伝統的ないけばなまで段階的にきちんと身に着くプログラムになっています。

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​入門

単位

いけばなをするうえで前提となる

お花の扱い方や、花材の選び方を学びます。「たてるかたち」「かたむけるかたち」といったシンプルな型をいけることで、少ない花材数でも美しくいけられる技術が身に付きます。なお、この課程で学ぶ知識や技術は、小原流いけばな全体の基礎となります。

たてるかたち

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かたむけるかたち

初等科

たてるかたち

たてるかたち

16単位

小原流が創始した「盛花(もりばな)」を学びます。 盛花とはどのような花材でもその個性(草花の立ち姿や花木の四方に広がる枝ぶりなど)を生かしたまま、水盤(底の浅い平らな器)に表現できる花型です。入門で学んだかたちを展開して、より華やかな表現もできるようになり,花材の個性をつかんでいけ分けるためのテクニックが身に付きます。

盛 花

本科

16単位

小原流では、水も作品を構成する大切な要素となります。本科では、器の水面に枝を渡らせる「盛花観水型」を学び、水と植物の関係を意識します。また「七宝(しちほう)」という、剣山とは異なる花留も使い始めます。そして盛花の3花型(直立型、傾斜型、観水型)を学んだことをふまえて、小原流ならではの美しさを表現する「様式本位」にも触れます。

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七 宝
盛花観水型

師範科
一期

16単位

剣山や七宝などの花留を用いずに花瓶に花をいける「瓶花傾斜型」「瓶花直立型」を学びます。この課程では、さまざまな「留め木」の技術を身に付けます(留め木には、切り落とした枝を利用します)。花の持つ趣を損ねることなく、器の形状や花型に応じた留め方で、花瓶に花をいけられるようになります。

瓶花直立型

師範科
二期

16単位

盛花を繰り返し学び、基本が身に付いたところで「写景(しゃけい)盛花様式本位」に触れます。写景盛花とは、自然の景観を水盤に再現する、小原流独自の表現です。この課程を終えると申請できる資格「准教授」を取得すると「小原流の基本を伝える技術」が認められ、いけばなの先生として教室を開くことも可能となります。

写景盛花様式本位

※師範科二期の修了後は、准教授から一級家元教授まで、7つの資格を段階的に取得することができます。

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